障子のシワ、襖のシワについて
いつも閲覧ありがとうございます。当店では先月より施工後に施工報告書をお渡ししています。下記の写真はその一例です。
障子や戸襖の張替えでは、湿度により障子紙や襖紙が伸縮を繰り返すので梅雨時期や台風到来時など湿気が多い日にはシワができたり、襖紙がダレたりします。これは部屋の湿度を調節するための障子紙や襖紙の本来の役割でもあるのですが、高温多湿となった現代の日本ではエアコンに依存するご家庭も多く、障子紙や襖紙による湿度の調整機能に期待することはまずありません。
機能よりも様式美が優先となりつつある現代の障子紙や襖紙ですので、当店では【紙が収縮する】というご説明を報告書にて丁寧にお客様にさせて頂いております。
また、襖の内部の劣化など襖紙を剥がさないとわからない部分の破損や劣化など大切な建具の状況をご報告させていただいております。
特に納品日に湿度が高い場合や、施工日に湿度が高い場合は、当初シワが出ている可能性もありますので状況報告のために湿度計と施工工程の写真を提出を心がけております。
もし、【湿度が高い時にもシワが出るのはちょっと、、、】という方には障子であれば、プラ配合の【ワーロンシート障子紙】を是非ご選択くださいませ。また戸襖であれば戸襖用の従来の施工方法ではなく、全面糊貼りでの施工をご指定くださいませ。(壁紙クロスの施工と同じ工法で作業いたします)
ただし、戸襖の全面張りであれば下地の凸凹が表面に出てしまう可能性があるため、下地補修代と下張りの紙代(1500円)をお願い致しております。
お客様と一緒に考え、提案し、選び、施工するお店として今後も頑張ってまいりたいと考えております。引き続きよろしくお願いいたします!
ご報告
【いい仕事を適正価格で】をテーマにして仕事をしている当社「金沢屋 龍ケ崎・牛久・稲敷店」ですが、これまで新聞折り込みとポスティングを主軸に告知しておりましたが、このホームページを本格稼働して2ヶ月弱。私達にとって大切なキーワードで結果が出てきました。引き続き閲覧して頂けると幸甚に存じます。