3年前に全張替えした畳なのに隙間2mm…
今回は、6畳のうち2畳のみ新調した施工例をご紹介します。
本来「3年前に全て新調」していればまだ十分きれいなはずですが、現場を確認したところ複数の問題が見つかりました。
- 畳と畳の間に 最大2mmの隙間
- い草の縫い目が 粗い・均一でない
- 畳床の反り
- 寸法の合わない畳がそのまま敷かれている跡
まずは写真を見ていただくとわかりやすいのですが、特に“隙間2mm”は明らかな施工不良です。通常3年でここまで開くことはありません。
■ なぜ3年で隙間2mmも開くのか?
今回の原因はシンプルに「前業者の寸法取りの甘さ」。
畳は決まった規格サイズではなく、部屋のゆがみ・壁のクセを見てミリ単位で作る仕事です。
ところが現場の畳を計測すると——
角度がズレている。。
これではどれだけ良い畳表を使っても、隙間は必ず出ます。
加えて縫い目の粗さから、時間短縮のために急いで縫った形跡も見えました。
■ 今回は「汚した2畳だけ新調」。どう納める?
部分新調の場合は、部屋全体を作り直すわけにはいかないため、
既存4枚の“癖”に合わせて寸法を出すのがポイントです。
ここが職人として腕の見せ所で、新品2枚だけが“浮かない”ように、
既存の微妙な寸法差に寄せながら仕上げていきます。
■ 今回の作業内容(要点だけ)
作業手順をさらっとまとめると以下の通りです。
- 既存4枚の寸法・角度を細かく測定
- 新調する2枚の畳床を、既存に合わせて1〜2mm単位で調整
- 敷き込み後、全体のラインが揃うよう最終調整
細かい工程を羅列すると長くなるので割愛しますが、
「新品2枚があたかも元々その位置にあったように見える」のが理想です。
■ ビフォーアフター

↑ぱっくり空いた隙間

↑足がひっかかり危なそう。。

↑新調部分

↑新調部分
■ 部分交換のメリットと注意点
● メリット
- 痛んだ箇所だけ交換できる
- 全交換よりコストを抑えられる
- 作業時間が短い
▲ 注意点
- 過去の施工の出来が悪いほど調整が必要
- 新旧の見た目・寸法を合わせるには“職人の癖取り”が不可欠
■ まとめ:畳は値段より「腕」で仕上がりが変わる
畳は材料だけで決まるものではありません。
むしろ、
採寸の丁寧さ・縫い仕事の均一さ・微調整の精度
この3つが仕上がりと耐久性を大きく左右します。
今回のように「3年前に新調したのに隙間だらけ」というケースは、
施工側の技術不足が原因です。
今回我々は2畳のみの新調でしたが、新調した畳についてはできる限りの改善をさせていただきました。
部分交換をご検討の方は、
値段だけでなく「どれだけ細かく寸法を取ってくれる職人か?」を基準に選ぶと失敗しません。

当店の特徴
その1・夫婦で貼替え職人をしています
その2・ご反響の電話には栗田洋子がでます、安心してご連絡くださませ
その3・見積もりには必ず栗田が伺います
その4・(社)茨城県南職人協会の理事であり工事の健全化に努めています
商材紹介
・襖張替え
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当店ではHPに【お客様の声】というページを作っていません。その理由とは
保有資格
・宅地建物取引主任士
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