【本日の施工】板襖現地施工/輸入住宅クロス工事/洗面所クロス+ボード交換
■ ① 板襖の現地施工|鴨居の垂れによる“外せない建具”への対応
本日は、板襖の張替えをご依頼いただいた現場からスタートしました。
通常であれば建具を取り外して工房で作業を行いますが、今回は状況が少し特殊でした。
建物の鴨居が経年で下がり、板襖が物理的に外れない状態になっていたのです。
写真の通り、襖の上端と鴨居のクリアランスがゼロに近く、角度を変えても抜けません。力任せに外そうとすると建具だけでなく鴨居本体を傷めるため、現地施工を選択しました。
現地では、
・既存紙の丁寧な剥離
・下地の凹み補修
・板襖特有の反りを抑えながらの貼り込み
を一つずつ慎重に進め、室内で完結させました。
作業スペースが限られる場合でも、道具・糊・材料を室内仕様に切り替え、周囲を汚さないよう細心の注意を払います。
お客様からは「部屋の雰囲気が明るくなった」「外せないと思っていたので助かった」と喜んでいただけました。
古い建物では鴨居の垂れや建具のねじれは珍しくありません。
“外せない建具”も、現地施工で解決できるケースが多くあります。
■ ② 輸入住宅のクロス工事|1日半の施工・一般住宅との違いと注意点
続いて伺ったのは、輸入住宅のクロス張替え工事。
輸入住宅は下地材や巾木の規格が国産と異なることが多く、仕上がり精度を左右する細部の調整が重要です。

今回の現場でも、石膏ボードのジョイント幅や、コーナーの角度が一般住宅よりシャープで、パテ処理の手間が増えるタイプでした。

施工の流れは、
- 既存クロス撤去
- 下地調整(段差・ジョイント処理)
- 新規クロス貼り
で、作業時間は約1日半。
写真では、施工後の明るく均一な壁面をご確認いただけます。

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輸入住宅は、下地の癖を理解した職人が施工すると仕上がりが大きく変わります。

今回使用したクロスは輸入住宅と相性の良いマット系ホワイトで、照明の反射が柔らかく、空間全体を上質な印象へ整えます。


■ ③ 洗面所クロス工事|1日施工・ボード腐食により“交換”が必要だったケース
最後は洗面所のクロス張替え工事です。
写真の通り、一見すると表面の汚れやめくれのみが気になる状態でしたが、既存クロスを剥がすと石膏ボードが黒く腐食している部分が見つかりました。

洗面所は湿気と水跳ねが多く、クロスの裏側でカビが進行しやすい場所です。
特に洗面台横の壁面は、ボード内部まで傷んでいることが珍しくありません。
今回は腐食範囲が局所的だったため、その部分のみボードを切り取り、新しい石膏ボードを補強してからパテ処理を行いました。
その後、耐水性の高いクロスを貼り込み、全体を1日で完了。
仕上がりは写真の通り、明るく清潔感のある洗面空間へと生まれ変わりました。
洗面所は「表面はきれいでも裏側が傷んでいる」典型的な例が多く、
・クロスの浮き
・黒ずみ
・カビ臭
などは、下地劣化のサインです。
放置すると腐食が広がり、規模の大きな工事になる可能性もあるため、早めのメンテナンスが大切です。



当店の特徴
その1・夫婦で貼替え職人をしています
その2・ご反響の電話には栗田洋子がでます、安心してご連絡くださませ
その3・見積もりには必ず栗田が伺います
その4・(社)茨城県南職人協会の理事であり工事の健全化に努めています
商材紹介
・襖張替え
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当店ではHPに【お客様の声】というページを作っていません。その理由とは
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