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段ボール襖は“使い捨て前提”


最近の新築住宅やアパートでは、「段ボール襖(だんぼーるふすま)」が多く使われています。
軽くて安価、量産に向いているため、大手ハウスメーカーや賃貸物件では標準仕様になっていることも少なくありません。

しかし実はこの段ボール襖、基本的には“使い捨て前提”の建具なのです。
内部が紙製のハニカム構造になっており、湿気や衝撃に弱く、張替えを想定していません。


■ 張替えできなくはない、でも構造的に不向き

構造上、表面紙を剥がすと内部の段ボール層まで一緒に破れてしまうため、上からの重ね張りしかできません。

そのため、一般の建具屋さんでは「張替え不可」と判断されることが多いのが実情です。

当店では、特別施工方法【両面同時施工】を行うことで
段ボール襖の張替えも対応可能です(厳密に言えば上張り)
実際、茨城県南地域でもこの作業を受けている職人はほとんどいません。


■ 反り・波打ちは構造上避けられない

ただし、どんなに丁寧に張っても、内部が紙構造のためノリと紙の張力に本体が負ける反りや波打ちが発生します。
通常の襖紙でも梅雨時期や冬場の乾燥で形が変わるのは、もはや“素材の宿命”ともいえる現象です。
張替え直後はきれいでも、数ヶ月でゆがみが出てしまうことがあります。段ボールならなおさら。。

そのため、当店では段ボール襖の張替えをご希望の場合、
反り・波打ちは免責扱い」としてご説明のうえで施工しております。


■ 本来は“使い捨て襖”と考えるのが正解

段ボール襖は、もともと量産・短期使用を目的として作られた簡易構造の襖です。
つまり「張替えを前提としない、交換式の建具」という位置づけ。
長く使うことを考えた場合、無理に張替えを重ねるよりも、
思いきって新調する方が結果的に安く・きれいに仕上がります。

新しい木枠タイプの本襖なら、見た目も格段に美しく、反りの心配もほとんどありません。


■ まとめ:職人として、正直に言います

当店では「段ボール襖の張替え」も、できる限りの技術で対応します。
ただし、これはあくまで延命処置であり、本来“使い捨て前提”の素材だということを正直にお伝えしています。

別途下地補修や処理の手数料も発生するため、
長期的に見れば「新調したほうがコスパも満足度も高い」ケースがほとんどです。

他店で断られた段ボール襖も、まずはご相談ください。
職人の立場から、張替えと新調、どちらが本当にお得かを正直にご案内いたします。

当店の特徴

その1・夫婦で貼替え職人をしています

その2・ご反響の電話には栗田洋子がでます、安心してご連絡くださませ

その3・見積もりには必ず栗田が伺います

その4・(社)茨城県南職人協会の理事であり工事の健全化に努めています

商材紹介

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