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シロアリ被害。畳表替えではなく「本体新調」に

「畳を新しくしよう」と思って畳を上げた瞬間、黒ずんだ木屑やスカスカになった床下…。
そんな光景にヒヤッとしたことはありませんか?

今回は、実際に畳の表替えを予定していたお客様宅で発覚したシロアリ被害と、その後の対策・施工の流れをご紹介します。


シロアリは畳の中ではなく「下地」から食べ進む

シロアリというと「木材を食べる虫」というイメージがありますが、実は**湿気がこもる床下や畳下地(畳床)**を好んで侵入します。
今回の現場では、一見きれいな畳の表面の下に、
畳床の芯材・床板まで被害が及んでいました。

表面の畳表にもシロアリの食い穴があり、畳床はもちろんスカスカ状態
足で踏むと沈むほどで、安全面からも再利用はできません。
この段階で表替えではなく、本体からの新調をおすすめしました。


シロアリ被害が見つかったら「まず防除」が先

畳を新調する前に必ずやるべきことが「シロアリ防除」です。
見えている被害部分だけでなく、床下の巣や進入経路を断たなければ再発します。

当社では、専門業者と連携して以下の流れで対応します。

  1. 畳をすべて撤去
  2. 床板・根太の被害調査(強度確認)
  3. 薬剤によるシロアリ防蟻処理・乾燥
  4. 新しい畳床の採寸・製作
  5. 新畳納品

薬剤は臭いの少ないタイプを使用し、施工後すぐに生活できるよう配慮しています。
ここを省くと「せっかく新調したのに数年で再発」というケースもあるため、防除が最重要工程です。


「表替え」と「新調」の違いを知っておこう

項目表替え新調
内容畳表(い草)と縁を交換畳床ごと新しく製作
対象中の畳床が健全な場合畳床にへたり・虫害・湿気がある場合
費用目安約7,000〜12,000円/枚約15,000〜25,000円/枚
寿命5〜10年15〜20年

畳床(芯)が傷んでいる場合、表替えしても踏み心地や断熱性が戻りません。
今回のようにシロアリや湿気の影響があるときは、新調の方が長期的に安心です。


新調後の和室が「前より明るく、香る空間」に

防蟻処理後に新調した畳は、踏み心地がしっかりして、い草の香りが広がる空間に生まれ変わりました。

お客様からは、

「床がフカフカしていたのがウソみたい。畳の香りが懐かしくて落ち着きます」
というお声も。

和室の復活とともに、シロアリ再発への不安も解消しました。


畳替えのタイミングで「床下チェック」を

畳をめくる機会は、一般のご家庭では10年に一度あるかどうか。
だからこそ、畳替えのタイミングで床下の湿気・カビ・シロアリをチェックするのがおすすめです。

特に以下のような場合は要注意です。

  • 畳を踏むと「ギシッ」と音がする
  • 畳表が湿っぽい、カビ臭い
  • 床下換気が悪い(北側の和室など)
  • 一度も防蟻処理をしたことがない

これらの症状があれば、早めに専門業者へ相談してください。
畳の下は「見えない安心ゾーン」。
10年ぶりに開けるそのタイミングが、家を守るチャンスです。


まとめ:畳替えは「家の健康診断」

畳を替えるだけのつもりが、実は家の土台に潜む問題を見つけることもあります。
今回のようなシロアリ被害は、早期発見で建物全体への被害を防ぐことが可能です。

畳替えは「床の健康診断」。
もし被害が見つかっても、

  1. シロアリ対策 → 2. 畳新調
    の順で進めれば、安心して長く使える和室に戻せます。

当店の特徴

その1・夫婦で貼替え職人をしています

その2・ご反響の電話には栗田洋子がでます、安心してご連絡くださませ

その3・見積もりには必ず栗田が伺います

その4・(社)茨城県南職人協会の理事であり工事の健全化に努めています

商材紹介

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障子張り替え

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