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床修理|畳・フローリングが沈む前に読む記事(保存版)

家の中を歩いていて、
「ん?ここだけ沈むな…」
「床がフカフカして怖い」

こんな違和感に気づいたら、放置すると危険信号です。
床の“ベコベコ”は 見えないところで家が壊れ始めている サインであり、早期に原因をつかまなければ修理費用は倍以上になります。

この記事では、建物関連25年以上・畳からフローリング・網戸・建具まで扱う職人の視点で、床がベコつく原因から修理方法、費用相場、DIYの可否まで徹底的に解説します。


1|床がベコベコする原因は大きく4タイプ

床が沈む現象は、実は「床材」ではなく 下地(根太・大引き・合板)構造部分のトラブル が8割です。
原因別に見ていきましょう。


① 畳の経年劣化(畳床のへたり・芯材の劣化)

畳は芯材(わら床・インシュレーションボード)が使われています。
年月が経つと、体重がかかる部分だけ沈みやすくなり、「ボコボコ」「フカフカ」を招きます。

典型症状

  • 歩くとフワッと沈む
  • 畳の中央部だけ凹む
  • ベッド下やよく歩く動線だけ沈む

原因

  • 芯材の劣化
  • 湿気による畳床の膨張 → 乾燥 → 再膨張で反復劣化
  • シロアリが畳下へ侵入している

畳の場合、畳表がきれいでも 床下が死んでいる場合がある のが怖い点。


② フローリングの劣化(合板の剥離・沈み)

最近の住宅はほとんどが「合板フローリング」。
合板は薄い板を接着剤で重ねていますが、湿気や経年で接着力が落ちるとミルフィーユ状に剥離し、踏むと沈みます。

症状

  • 1枚だけ「パリパリ」「ペコッ」
  • ある方向だけしなる
  • 部屋の隅や窓際が沈む

原因

  • 湿気
  • 経年劣化(20年〜で多い)
  • 床暖房の熱で接着剤が弱る
  • 重たい家具の跡が戻らない

③ シロアリ被害(最凶パターン)

床が沈む原因の中で 修理費が一番高くなる危険パターン
南側の掃き出し窓付近、脱衣所、キッチン下など、水回りから侵入します。

典型症状

  • 柱・大引きがスカスカ
  • 畳下の板が粉状になる
  • 床を叩くと「膜」のような音
  • 歩いた瞬間ズボッと抜ける

見た目は普通でも、中だけ食われて空洞になっているケースが非常に多い。


④ 湿気・結露による合板・根太の腐食

昔の家、風通しの悪い家、床下換気不足の家で多発。
床下が湿っているだけで、木材は勝手に弱っていきます。

症状

  • 床下のカビ臭
  • フローリングの黒ずみ
  • 畳の裏に黒カビ
  • 合板がふやけて波打つ

湿気は 構造材を静かに壊し続ける“無音の破壊者” です。


2|原因別:最適な修理方法(プロ視点で厳選)


① 畳のベコベコ → 畳床交換 or 下地補修

最適な対応

  • 畳床の交換(新品畳に)
  • 下地板(荒床)の張替え
  • 根太の補強

畳表替えだけでは絶対に直りません。
“畳の芯”か“下地板”が原因のため、 見た目だけ直すと再発 します。


② フローリングのベコベコ → 部分張替え or 下地補強

フローリングが沈むときは 下地(合板)の劣化 がほぼ確実。

補修方法

  1. フローリングを一部剥がす
  2. 下地合板を交換
  3. 必要なら根太を追加補強
  4. 同じ柄のフローリングを再施工

柄が廃番の場合は近い色で張るか、
思い切って 1室まるごと張替え が最もきれいに仕上がります。


③ シロアリ被害 → 緊急:駆除+根太・大引き交換

最も危険なので、まず次の2点を行います:

  1. シロアリ駆除(薬剤処理)
  2. 腐った構造材の交換(根太・大引き・束)

ここを後回しにすると被害は広がり、
「床だけじゃなく壁も全部交換」 → 100万円コースになりかねません。


④ 湿気による腐食 → 根本は“湿気対策”が必須

湿気系は “表面だけ直す”ではすぐ再発 します。

必要な対策は次の通り:

  • 床下換気口の点検
  • 床下調湿材の敷設
  • 断熱材の入替
  • 下地合板の交換
  • フローリングの再施工

湿気の根本原因(給排水の小さな漏れ)を見抜くのも職人仕事です。


3|放置するとどうなる?(時間経過の実例)

★ 3ヶ月放置

  • 踏むたびに沈む範囲が拡大
  • 畳の場合はダニが発生しやすい

★ 1年放置

  • 下地板が割れ始める
  • フワフワ → “抜け落ち”寸前へ
  • カビ臭が室内まで上がる

★ 3年放置(最悪ケース)

  • 根太が折れる
  • 床が抜ける(本当に落ちます)
  • シロアリが家全体に広がる

床の違和感は「家が助けを求めているサイン」。
早期修理が最安です。


4|修理費用の相場(プロの実務ベース)

内容相場
畳床交換、い草交換、古畳処分(1枚)18,000〜30,000円
床板補修(1畳分)20,000〜40,000円
フローリング部分張替え(1㎡)18,000〜29,000円
シロアリ駆除(建物全体)建築面積による
根太交換20,000〜40,000円
1室まるごと床工事(CF仕上げ)180,000〜400,000円

※地域差あり。関東はやや高め傾向。

床が沈むトラブルは 「早期発見 → 部分補修」なら安い
逆に、
「放置 → 構造材破損」なら高い
という非常にわかりやすい構造です。


5|DIYで直せる?直せない?(結論:ほぼ無理)

結構聞かれますが、プロの答えはひとつ。

床の沈みはDIYでは“99%直せません”。

理由はこうです:

  • 下地や根太の状態は床を剥がさないと分からない
  • どこが腐っているか判断できない
  • 再発防止の施工には経験が必須
  • 床材は再利用できない
  • シロアリの場合は素人作業は逆効果

唯一可能なのは 「フローリングの簡易補修(パテ埋め)」 ですが、
沈みは下地原因なので 根本解決にならない のが実情です。


6|正しい業者選び|“ここを見れば失敗しない”チェックリスト

床修理は業者選びが9割。
特にシロアリ絡みは「ぼったくり業者」が多いジャンルです。

良い業者の条件

  • 現地調査で必ず床下を撮影して見せてくれる
  • 症状ではなく“原因”の説明が明確
  • 1箇所だけ直すと再発する場合は理由を説明する
  • シロアリ駆除は保証書を出す
  • 施工写真を残す
  • 追加費用が発生する条件を事前に資料化している

地元の職人(建具屋・内装屋)に依頼するメリットは
「建物の構造を理解している」点。
チェーン系や営業会社より失敗が少ないです。


7|床が沈む前にできる予防策

  • 換気をしっかり行う
  • 風通しを遮る収納の配置を見直す
  • 重たい家具を一点に集中させない
  • 水回りの小さな水漏れを放置しない
  • 畳は10〜15年で入替える
  • 床下の湿気チェックを年1で行う

特に 畳の沈み → 下地腐食 → シロアリ の順で連鎖するため、
「畳が凹む」は軽視しない方が良いサインです。


8|まとめ|床の“ベコベコ”は早期対処が最安・最短

床が沈む原因は多いですが、共通して言えるのは:

**放置して良くなることは絶対にない。

早く診断すればするほど安く済む。**

家の修理は“時間”が一番のコストです。
ベコベコは下地が「直してくれ」と伝えている状態。
不安を感じたら、写真を撮って専門職人に見せるだけでもOK。

建物の健康は、暮らす家族の安心に直結します。
気になった瞬間が、最善のタイミングです。

当店の特徴

その1・夫婦で貼替え職人をしています

その2・ご反響の電話には栗田洋子がでます、安心してご連絡くださませ

その3・見積もりには必ず栗田が伺います

その4・(社)茨城県南職人協会の理事であり工事の健全化に努めています

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障子張り替え

網戸張替え

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