床下通風口からネズミ・ヘビが侵入する理由と防獣ネット設置の実務
「床下から物音がする」「ヘビを見かけた」「ネズミのフンがある」
こうした相談で、現地確認すると侵入口になっているのが床下通風口です。
なぜ床下通風口から侵入されるのか
床下通風口は、建物の湿気を逃がすために設けられています。
しかし構造上、外部と床下が直接つながっている数少ない開口部でもあります。
- ネズミは直径2~3cm程度の隙間があれば侵入可能
- ヘビはネズミを追って床下に入り、そのまま居着くケースがある
- 古い住宅ほど、通風口が無防備な状態のままになっていることが多い
つまり、ネズミが先、ヘビは後。
原因はほぼ同じ場所です。
市販の簡易対策で防げない理由
市販の網や樹脂製ネットを結束バンドで留めている例も見かけますが、
- 網目が粗く、ネズミが噛み切る
- 紫外線で劣化し、数年で破れる
- 固定が甘く、外れる
結果として「やったつもり」になり、被害は止まりません。

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防獣ネット設置のポイント(実務)
実際に効果が出ている施工は以下が前提です。
- 金属製の防獣ネットを使用
- ネズミが噛み切れない線径
- 通風を妨げない網目サイズ
- 通風口の外周にしっかり固定
重要なのは「塞ぐ」ではなく、通風機能を維持したまま侵入だけを防ぐことです。
床下の湿気対策と防獣対策は、同時に成立させる必要があります。


施工後に変わること
- ネズミの侵入が止まる
- ヘビが寄り付かなくなる
- 床下の異音・気配がなくなる
- フンや臭いの再発防止
これは一時的な忌避ではなく、物理的に入れなくする対策だからです。
まとめ
- ネズミ・ヘビ侵入の多くは床下通風口が原因
- 忌避剤や簡易ネットは効果が限定的
- 金属製防獣ネットの確実な固定が現実解
被害が出てからでは、清掃や駆除で余計な費用がかかります。
入口を断つ。やることはそれだけです。

当店の特徴
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