2025年の総括:ひとつだけご報告があります
年末になると、
「今年は何件やりました」
「これだけ成約しました」
といった数字の話が増えます。
正直に言えば、
そういう話は、あまり好きではありません。
なぜなら、
お客様にとって大切なのは
**「その会社がどれだけすごいか」ではなく、
「自分が失敗しないかどうか」**だからです。
とはいえ、
1年の区切りとして、
事実としての数字だけは、きちんと残しておこうと思います。
2025年、
私たち金沢屋にいただいたお問い合わせは 999件。
そのうち、実際にご依頼をいただいたのは 935件でした。
この数字を見て
「成約率が高いですね」と言われることがあります。
ですが、私たち自身は
「うまく売れた」とは、あまり考えていません。
むしろ逆です。
私たちは「売らない」設計をしています
私たちが意識しているのは、
契約を取ることではなく、
自分達にも、お客様にも合わない仕事を最初に外すことです。
・できないことは、先に言う
・向いていない方法は、おすすめしない
・価格だけを基準にした比較には乗らない
それで話が終わることも、正直よくあります。
一見すると、
それは商売として非効率に見えるかもしれません。
ですが、
そのやり取りの中で残るのは
「この人に頼むなら大丈夫そうだ」と感じてくださった方だけです。
結果として、
話が進んだご相談の多くが
そのまま施工につながった。
ただ、それだけのことです。
説明と現場が、同じであること
もうひとつ、
私たちが大事にしていることがあります。
それは
説明した人間が、現場に立つこと。
見積もりで言ったことと、
実際の現場で起きることが違えば、
お客様は一気に不安になります。
だからこそ、
私たちは
「誰が来るかわからない工事」は、できるだけしません。
名前を出して、
顔を出して、
そのまま現場に立つ。
住みながらの工事であれば、
なおさらです。
作業の丁寧さだけでなく、
挨拶や説明、
家具の扱い方や養生まで含めて、
それが“仕事の質”だと考えています。
数字よりも、線の引き方を見てほしい
この一年、
たくさんのご縁をいただきました。
その一方で、お断りした仕事もあります。
条件が合わなかったり、考え方が噛み合わなかったりした場合です。
私たちは、
すべてのご依頼を受けられる店ではありません。
ですが、お受けした仕事については、
説明した通りにやる。それだけは、外しません。
もし、
「ちゃんと説明してくれる人に頼みたい」
「あとで話が変わるのが一番不安」
そう感じている方であれば、
私たちのやり方は、合うと思います。
2026年に向けて
来年も、
派手なことはしません。
数字を前に出すことも、
大きな言葉を使うこともありません。
ただ、
職人が見積もる。
できないことは先に言う。
合わない仕事は無理にやらない。
この線を、
今年と同じように守っていきます。
2025年、
関わってくださった皆さまに、
心から感謝いたします。
そして、
これから出会う方には、
安心して声をかけてもらえる存在でありたいと思っています。
当店の特徴
その１・夫婦で貼替え職人をしています
その２・ご反響の電話には栗田洋子がでます、安心してご連絡くださませ
その３・見積もりには必ず栗田が伺います
その４・（社）茨城県南職人協会の理事であり工事の健全化に努めています
商材紹介
・襖張替え
お客様の声というコンテンツへの弊社の思い
当店ではHPに【お客様の声】というページを作っていません。その理由とは
保有資格
・宅地建物取引主任士
・ファイナンシャルプランナー
・証券外務員
・感染対策アドバイザー
・高所作業車操縦免許
