勝手口の格子網戸は手強い。職人が語る張替の現場
住宅の勝手口には、格子付きの網戸が付いていることがあります。見た目は重厚で防犯性も高く、一般的な引き違い窓の網戸とは少し構造が違います。このタイプの網戸は、実際のところ張替が難しいケースが多いのが特徴です。

まず大きな違いは、網戸と格子が一体構造になっていること。普通の網戸はアルミ枠だけですが、勝手口の網戸は格子や補強フレームが組み込まれているため、重量があります。場合によってはかなり重く、女性や高齢の方が取り外すのは難しいことも珍しくありません。
さらに厄介なのが、外し方がメーカーや年代によって大きく違う点です。
代表的なタイプとしては次のような構造があります。
・上下の固定ビスを外してから持ち上げるタイプ
・横の固定ビスを外してから持ち上げるタイプ
・格子網戸が両面テープで固定されているタイプ
見た目は似ていても、実際にはまったく違う仕組みになっていることがあり、無理に動かすと戸車やレールを破損することもあります。
・そして下記動画のようなストッパー内蔵型
とくに築年数が経っている住宅では、プラスチック部品が劣化していることも多く、力をかけすぎると割れてしまうことがあります。そうなると、網戸の張替だけで済むはずが部品修理が必要になるケースも出てきます。

そして勝手口ドアはガラス窓が上下スライド型になっている場合が多く、ビスを外した際にそのビスを上下スライドのレール内に落下させてしまうとガラス窓の開閉ができなくなってしまう大きなリスクを伴います。過去25年の現場仕事のキャリア内で2回ほど私もやらかしてしまいました。。。

最近は、勝手口の網戸に使われる網もさまざまな種類があります。
・一般的なポリプロピレン網
・ペット対応の強化網
・目が細かい防虫ネット
・ステンレス網
とくに勝手口は、キッチンの近くにあることが多いため、小さな虫が入りにくい細かい網を選ぶ方も増えています。一方で、通風性を重視するなら標準網の方が風は通ります。用途によって選び方が変わる部分です。
勝手口は、家の裏側にあることが多く、普段あまり目が行きません。しかし、ゴミ出しや庭作業などで意外と使う頻度が高い場所です。
網が破れていると虫が入りやすくなるだけでなく、見た目も少し古びた印象になります。網戸を張り替えるだけで、風通しや使い心地がかなり変わる場所でもあります。
もし勝手口の網戸が重くて外せない、外し方が分からないという場合は、無理をせず確認することをおすすめします。構造を理解して作業すれば問題ないのですが、力任せに扱うと余計な修理につながることもあるためです。
網戸は一見シンプルな建具ですが、場所や構造によって難易度は大きく変わります。勝手口の格子入り網戸は、その代表的な例と言えるでしょう。
日常では目立たない場所ですが、風と光を通す小さな装置として、しっかり役割を果たしてくれる大事な建具です。張替のタイミングで一度状態を確認してみると、住まいの快適さが少し変わるかもしれません。
畳のお話 完結版

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