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リフォーム業界の現実と、私たちが社団に参加している理由

リフォーム業界は、「地域密着」「安心施工」といった言葉が並ぶ一方で、実際にはさまざまなトラブルも起きている業界です。
ニュースなどで見かける詐欺的な営業や、手抜き工事の話も、その一部にすぎません。

私たちは日々この業界に関わる中で、「なぜこうした問題が起きるのか」を考え続けてきました。
その結果として、社団という形で活動することを選んでいます。

今回はその背景を、少しだけ分解してお伝えします。


なぜリフォーム詐欺が起きてしまうのか

リフォームのトラブルは、悪意のある人だけが原因とは限りません。
構造的に起きやすい側面があります。

例えば、屋根や外壁、床下といった部分は、お客様自身で状態を確認するのが難しい場所です。
そのため、「このままだと危険です」と言われると、不安から判断が揺らぎやすくなります。

さらに、その場での契約を強く勧められると、冷静な比較ができないまま話が進んでしまうこともあります。

つまり、

  • 見えない部分の工事
  • 判断材料の不足
  • 即決を促す状況

これらが重なると、トラブルが生まれやすくなります。


手抜き工事が起きる背景

手抜き工事も、「最初から悪意がある」というよりは、構造的な問題が関係しています。

リフォーム業界では、元請けから下請けへと仕事が流れていくケースが少なくありません。
その過程で、利益が段階的に差し引かれていきます。

最終的に現場に入る職人の手元に残る金額が少なくなると、

  • 材料を抑える
  • 作業工程を簡略化する
  • 人手を減らす

といった選択が現場で起きやすくなります。

結果として、お客様から見えない部分で品質に差が出てしまうことがあります。


多重下請け構造という問題

さらに複雑なのが、多重下請けと呼ばれる構造です。

元請けから始まり、二次、三次…と仕事が流れていく中で、
実際に施工する人とお客様との距離がどんどん遠くなっていきます。

この状態では、

  • 誰が責任を持つのか分かりづらい
  • 現場の情報が正確に伝わりにくい
  • トラブル時の対応が遅れる

といった問題が起きやすくなります。


私たちが社団という形を選んだ理由

こうした背景を踏まえて、私たちは「どうすれば無理のない形で仕事が回るか」を考えました。

その一つの答えが、社団という形です。

1. できるだけ直接施工に近づける

中間の段階を減らし、実際に施工する職人とお客様の距離を近づける。
これにより、価格と品質のバランスが取りやすくなります。


2. 人でつながる仕組みにする

技術だけでなく、「一緒に仕事をしてきた関係性」を重視しています。
顔の見える関係の中で仕事を回すことで、無理な仕事の流れを防ぎます。


3. 誰がやるのかを明確にする

最初の段階で「誰が施工するのか」が分かる状態をつくります。
これは安心感だけでなく、責任の所在をはっきりさせる意味もあります。


4. 営業と施工を切り離さない

営業だけが強く、施工は別という形ではなく、
最終的な施工に責任を持つ前提でお話を進めることを大切にしています。


最後に

リフォームは、生活に直結する大きな買い物です。
だからこそ、「どこに頼むか」だけでなく、「どんな構造で仕事が行われているか」も大切だと考えています。

  • 誰が施工するのか分かる
  • 無理のない価格構造である
  • 顔の見える関係でつながっている

こうした要素が揃っていることが、結果として安心につながります。

私たちが社団という形で動いているのは、
特別なことをするためではなく、こうした当たり前を崩さないためです。

畳のお話 完結版

第一話

第二話

第三話

第四話

第五話

当店の特徴

その1・夫婦で貼替え職人をしています

その2・ご反響の電話には栗田洋子がでます、安心してご連絡くださませ

その3・見積もりには必ず栗田が伺います

その4・(社)茨城県南職人協会の理事であり工事の健全化に努めています

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