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畳は一年中ラクな床。冬は暖かく、夏は涼しい


導入

床材は見た目で選ばれがちですが、
実際に毎日触れるのは「足」と「体」です。

冬に冷たい、夏にベタつく、長時間で疲れる。
こうした問題は床の性質で変わります。

畳はその点で、
体感と身体負担の両方に効く床材です。


冬でも冷えにくい理由(断熱性)

冬にフローリングが冷たく感じるのは、
熱を奪われやすいからです。

一方で畳は、

  • い草(繊維)
  • 空気層
  • 床材(藁や建材)

この構造により、熱が伝わりにくい

つまり、

足裏の熱を奪いにくい=暖かく感じる

実際には床暖房のように発熱するわけではない。
しかし「冷たくない」というだけで、体感は大きく変わる。

冬場に素足で違いが出るのはここです。


夏にベタつきにくい理由(調湿+表面構造)

夏の不快感は温度だけでなく湿度です。

畳は、

  • い草の吸放湿性
  • 表面の繊維構造

この2つにより、

汗や湿気がこもりにくい

フローリングは表面に水分が残るため、
ベタつきやすい。

畳は水分を一時的に受けるため、
足裏の感触がサラッとしやすい

結果として、

  • 蒸し暑さの不快感が軽減されやすい
  • 寝転がっても不快感が少ない

この差が出る。


畳は「空気層」を持つ床材

ここは構造的な話。

畳は中に空気を含んでいるため、

  • 断熱(冬)
  • 通気・調湿(夏)

両方に関わる。

つまり、

季節ごとの極端を和らげる床

エアコンのような制御ではなく、
素材として自然に効くタイプです。


クッション性が腰と膝の負担を軽減

もう一つの実用ポイントがここ。

畳は適度に沈みます。

  • 硬すぎない
  • 柔らかすぎない

このバランスにより、

接地時の衝撃を分散する

具体的には、

  • 正座
  • 立ち座り
  • 膝立ち作業

こうした動作で負担差が出る。

フローリングは衝撃がそのまま返るため、
長時間だと疲労が溜まりやすい。

畳はクッションがあるため、

  • 腰への突き上げ軽減
  • 膝への負担軽減

につながる。


寝転べる床という価値

畳は生活動作とも相性がいい。

  • そのまま横になれる
  • 昼寝ができる
  • 子どもが遊べる

これもクッション性と表面性状の結果。

床=通過点ではなく、
生活できる面になるのが畳です。


注意点:万能ではない

現実面も整理する。

  • 重い家具で凹みは出る
  • 水分を放置すれば傷む
  • クッション性は経年で変化

つまり、

使い方とメンテナンス前提の素材

ここはフラットに伝える。


それでも畳が合理的な理由

結論はシンプル。

  • 冬 → 冷たくなりにくい
  • 夏 → ベタつきにくい
  • 通年 → 体の負担が軽い

これを1つで満たす床は多くない。

見た目ではなく、

体感と負担で選ぶなら畳は合理的


まとめ

畳は装飾ではない。

  • 断熱
  • 調湿
  • クッション

この3つで、

一年通してラクに使える床材


最近は見た目で床材を選ぶ傾向が強い。
それ自体は否定しない。

ただ、

  • 冬の冷えがつらい
  • 夏のベタつきが不快
  • 腰や膝に負担を感じる

こういう人ほど、畳は検討対象になる。

畳は「昔のもの」ではなく、
体に合わせた床材です。

現場を見れば、入れるべきかどうかは判断できます。

畳のお話 完結版

第一話

第二話

第三話

第四話

第五話

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その2・ご反響の電話には栗田洋子がでます、安心してご連絡くださませ

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その4・(社)茨城県南職人協会の理事であり工事の健全化に努めています

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