龍ヶ崎:シロアリ被害から和室を洋室にした施工事例

「最近、畳を歩くとなんだかフワフワと沈む気がする…」そんな些細な違和感が、実は深刻なシロアリ被害のサインだったというケースは少なくありません。茨城県龍ヶ崎市にお住まいのお客様からご相談をいただいたのも、まさにそのような状況でした。今回は、畳の沈みからシロアリ被害が発覚し、床組みの補修・シロアリ駆除・予防処理を経てクッションフロア仕上げの洋室へと生まれ変わった施工事例をご紹介します。和室特有のお悩みだけでなく、目に見えない構造部分の不安まで解消した、2日間の全工程をぜひご覧ください。
お悩みの背景とご要望
龍ヶ崎市のお客様より「和室の畳を踏むと、特定の箇所がぐっと沈み込んで不安定に感じる」とのご相談がありました。一見すると、畳自体の経年劣化(長年の使用によるクッション材のへたり)が原因のように思われましたが、現地調査の結果、畳の下の床組み――根太(ねだ:床板を支える横方向の角材)や大引き(おおびき:根太を支える太い木材)、そして束(つか:大引きを下から支える短い柱)にまでシロアリの食害が及んでいることが判明しました。
シロアリは木材の内部を食い荒らしながら進行するため、表面からは被害の深刻さが分かりにくく、気づいたときには構造材がボロボロになっているケースも多くあります。お客様からは「この際、畳をやめて洋室にしたい」「床下もしっかりと直してほしい」「シロアリが再発しないよう予防もお願いしたい」という明確なご要望をいただきました。そのご要望にお応えするため、木工事・シロアリ駆除・予防処理・仕上げ工事という段階的な施工プランをご提案しました。
施工内容の紹介
今回の施工は大きく分けて「床組みの補修(木工事)」「シロアリ駆除・予防」「洋室仕上げ(クッションフロア施工)」の3工程で進めました。それぞれの工程を写真とともにご紹介します。
【施工前】畳を上げたら。。工事前和室の状態

一見すると普通の和室に見えますが、特定の箇所を踏むと明らかに沈み込む感触がありました。畳表(たたみおもて:イグサを編んだ表面の部分)に目立った破れや日焼けはなかったものの、床下の構造材がシロアリにより深刻なダメージを受けていました。こうした「床の沈み」は放置すると転倒事故や構造全体への影響につながるため、早期発見・早期対応が非常に重要です。
【施工後】明るく清潔な洋室に生まれ変わった様子

床組みを新しく組み直し、シロアリ駆除・予防処理を施した後、クッションフロア(CF)で仕上げた洋室です。クッションフロアとは、塩化ビニール素材のシート状床材で、汚れに強く掃除がしやすいため、和室から洋室への転用に非常に適しています。清潔感があり、バリアフリー的な観点からも段差が生まれにくいフラットな床面に仕上がりました。
【工程①】床板・根太・大引きの撤去と確認
まず畳を撤去し、床板を開口して内部を確認しました。根太(床板を下から支える細い木材)・大引き(根太をさらに支える太い横材)がシロアリに食害されており、手で触れるだけで崩れるほど脆弱な状態でした。被害を受けた材は全て撤去し、新しい木材へと交換しています。龍ヶ崎市のような茨城県南部エリアは、温暖な気候の影響もあってシロアリ(特にヤマトシロアリ)の活動が活発なため、こうした被害は決して珍しくありません。
【工程②】束を木製から金属製へ交換
従来の束(つか:大引きを地面から支える短い柱)は木製でしたが、今回はシロアリに食べられない金属製の鋼製束(こうせいづか)へ全て交換しました。鋼製束は腐食にも強く、高さの微調整が可能なため、床のレベル(水平)を正確に出すことができます。また、将来的にシロアリが再び侵入しても、束が被害を受けるリスクを大幅に低減できる点も大きなメリットです。龍ヶ崎市内のシロアリ被害リフォームでも積極的にご提案している工法です。
【工程③】シロアリ駆除・予防処理の実施
床組みの木工事が完了したのち、専門業者によるシロアリ駆除処理を実施しました。残存するシロアリのコロニー(巣)を薬剤で駆除するとともに、新しく入れた木材に対して防蟻処理(ぼうぎしょり:シロアリが寄りつかないよう薬剤を木材に浸透させる処理)を施しています。また、基礎・土台周りへのバリア処理も行い、外部からの新たな侵入を防ぐ予防処置も徹底しました。木工事とシロアリ対策を一体で進めることで、施工のムダを省きつつ確実な仕上がりを実現しています。
【工程④】クッションフロア(CF)で洋室に仕上げ
すべての下地処理が完了した後、仕上げ材としてクッションフロアを施工しました。今回選定したのは木目調のデザインで、洋室らしい清潔感と温かみを両立したカラーリングです。クッションフロアは表面が水分に強く、万が一飲み物をこぼしても拭き取るだけでお手入れができます。また、素足で踏んだ際の適度なクッション性も魅力のひとつ。和室特有の「畳のへたり」「ダニや湿気の問題」とも無縁になり、快適な生活環境が整いました。
今回の施工のポイント
ポイント①:「床の沈み」を見逃さない早期発見の重要性
畳のフワフワとした踏み心地や、特定箇所だけ沈み込む感触は、シロアリ被害の典型的なサインです。「年数が経ったから仕方ない」と放置せず、専門家に調査を依頼することで、今回のように早期に被害を食い止めることができます。龍ヶ崎市を含む茨城県南部では、シロアリの活動シーズンは春から初夏にかけてが特に活発ですが、被害自体は年間を通じて進行します。定期的な床下点検をお勧めします。
ポイント②:木工事とシロアリ対策をセットで行う効率的施工
今回の施工では、床組みの解体・交換を先行させ、その状態でシロアリ駆除・予防処理を実施するという順序を徹底しました。床を開口した状態でシロアリ対策を行うことで、薬剤が床下の隅々まで届きやすくなり、処理効果が格段に高まります。仕上げ後に床下処理をするよりも確実で、長期的な効果も期待できます。龍ヶ崎市での施工実績を積む中で確立した、当店ならではの施工順序です。
ポイント③:束を金属製に交換することで再発リスクを大幅低減
シロアリ被害の再発を防ぐ上で、最も効果的な対策のひとつが「シロアリが食べられない素材を使う」ことです。鋼製束(金属製の床束)への交換は初期コストがかかりますが、長期的なメンテナンス費用の削減や、安心感という観点では非常にコストパフォーマンスに優れた選択です。また、高さ調整機能により、施工後の床レベルの微調整も容易になり、仕上がりの品質向上にも直結しています。
ポイント④:和室から洋室へ、クッションフロアで快適性アップ
和室の畳は定期的なメンテナンス(裏返し・表替え・新調)が必要で、ダニや湿気のトラブルが起きやすいというデメリットもあります。今回のようにシロアリ被害をきっかけに洋室化することは、メンテナンスコストの削減と居住環境の改善を同時に実現できる、非常に合理的なリフォームの選択肢です。クッションフロアはデザインの種類も豊富で、お部屋の雰囲気に合わせたご提案が可能です。
担当者より一言
龍ヶ崎市のお客様から「畳がなんか変な感じがして…」とご連絡をいただいたとき、正直なところ「シロアリかもしれない」という予感がありました。現地で確認すると、やはり床組みの木材がかなりの被害を受けていました。目に見えない部分だからこそ、「しっかり直す」ことへのこだわりを大切にしています。
今回は木工事・シロアリ対策・仕上げ工事を2日間でまとめて実施しました。工期が短い分、各工程の段取りと職人同士の連携が重要になります。お客様にご不便をおかけする期間を最小限にしながら、確実な施工を届けることが私たちのモットーです。
「うちの和室も床がなんとなく気になる」「畳の下が心配」「この際、洋室にリフォームしたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。龍ヶ崎市をはじめ、茨城県南部エリアへの出張調査・お見積もりは無料で承っております。床のことなら、経験豊富な地元の職人にお任せください。
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