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取手市|鴨居下がりで動かない襖を本体新調

施工前後

「襖が重くて動かない」「無理に開けようとすると框が傷んでしまいそう」――そんなお悩みを抱えていた取手市のお客様から、今回のご依頼をいただきました。原因は鴨居(かもい)の下がり。長年の建物の歪みや湿気による木材の変形によって、上枠にあたる鴨居が少しずつ下がり、襖がはまり込んで身動きが取れない状態になっていました。本記事では、襖の新調によってどのように問題を解決したか、施工の流れとこだわりをご紹介します。

お悩みの背景とご要望

取手市にお住まいのお客様より、「和室の襖が完全に動かなくなってしまった」とのご連絡をいただきました。現地を確認したところ、鴨居(上部の横木)が経年により下がってしまい、既存の襖が上下からはさまれたような状態になっていることが判明しました。

一般的に「建付けが悪い」と表現されるこの症状は、築年数の経った住宅ではよく起こる現象です。木材は湿気を吸って膨張・収縮を繰り返すうちに少しずつ変形し、長年にわたって荷重がかかり続けることで鴨居が下がってしまいます。その結果、襖が溝にはまり込んで開閉できなくなることがあります。

お客様からは以下のご要望をいただきました。

  • 動かなくなった襖をなんとかしたい
  • なるべくコストを抑えたい
  • 和室の雰囲気を大きく変えずに仕上げてほしい

既存の襖を削って調整する方法も検討しましたが、框(かまち)と呼ばれる襖の骨格部分がすでに傷んでいたため、今回は「張替」ではなく「新調(本体ごとの作り直し)」をご提案しました。新調の場合、本体代が加わるため費用は張替よりもかさみます。そこでコスト面の負担を軽減するため、襖紙に再生紙素材を採用することをご提案し、ご納得いただきました。

施工内容の紹介

施工前・施工後の状態をご覧ください。鴨居の下がりに合わせた寸法で新調した襖により、スムーズな開閉が復活しました。

施工前

施工前

鴨居(上部の横木)が変形・下垂し、既存の襖が上下に挟まれた状態。框(襖の外周を囲む木枠)にも歪みと傷みが生じており、単純な削り調整では対応が難しい状況でした。

施工後

施工後

下がった鴨居の寸法を正確に採寸し、それに合わせて新しい襖本体を製作。再生紙の襖紙を貼り、引手(取っ手部分)も取り付けて完成。開閉がスムーズになり、和室の印象も明るく一新されました。

今回の施工のポイント

ポイント①|「張替」ではなく「新調」を選んだ理由

襖のリフォームには大きく分けて「張替」と「新調」の2種類があります。

  • 張替:既存の骨格(框や桟)はそのまま使い、表面の紙だけを貼り替える方法。費用を抑えやすい反面、骨格が傷んでいると根本的な解決にならない場合があります。
  • 新調:骨格(本体)ごと新しく作り直す方法。費用は張替より高くなりますが、傷んだ框ごと刷新できるため、今回のように骨格に問題がある場合に適しています。

今回は框の歪みと傷みが顕著だったため、新調を選択しました。また、鴨居が下がった分だけ寸法を細かく調整して本体を製作することで、開閉のしやすさを確保しています。

ポイント②|コストを抑えるための「再生紙」採用

襖紙にはさまざまな種類があります。高級な本鳥の子紙(ほんとりのこし)や機械漉き鳥の子紙、そして今回採用した再生紙(普及品)まで、価格帯は幅広くあります。

新調の場合、本体(骨格)の代金が加わるためどうしても費用が増えてしまいます。そこで今回は、本体にコストをかける分、襖紙には再生紙グレードを採用してトータルの費用を調整しました。再生紙タイプでも、白さと均一な仕上がりは十分で、和室の雰囲気を損なうことはありません。

「費用を抑えながら、きちんと機能的に直したい」というご要望にしっかりお応えできた施工となりました。

ポイント③|鴨居の下がりに合わせた精密な採寸

今回の施工で最も重要だったのが採寸の精度です。鴨居が下がっているということは、開口部の上下寸法が均一ではない可能性があります。左右で高さが異なる場合もあるため、複数箇所を丁寧に計測し、その数値をもとに新しい本体を製作しました。

ミリ単位のズレが開閉のしにくさや見た目の歪みに直結するため、採寸と製作は職人が責任を持って対応しています。取手市のお客様の現場でも、職人が直接現地に伺い、細部まで確認した上で寸法を決定しました。

ポイント④|引手の取り付けで使いやすさをプラス

引手(ひきて)とは、襖を開け閉めする際に指をかける金具のことです。既存の引手が傷んでいたり、新調に合わせて交換を希望されるお客様には、シンプルなものから装飾性の高いものまで複数の種類からお選びいただけます。今回は和室の雰囲気に合わせたシンプルタイプの引手を取り付け、すっきりとした仕上がりにしました。

担当者より一言

取手市のお客様、この度はご依頼いただきありがとうございました。「鴨居が下がって動かなくなった」という状態は、放置すると框や周囲の建具にさらなるダメージが広がることもあります。今回のように早めにご相談いただけたことで、周辺への影響を最小限に抑えながら対応できました。

「張替か新調か迷っている」「費用をできるだけ抑えたいが、品質も気になる」というお客様のご不安に対して、現地を確認した上で最適なご提案をするのが私たちの役割です。再生紙の採用や施工内容の組み合わせなど、ご予算に合わせた柔軟なご提案が可能ですので、まずはお気軽にお声がけください。

取手市をはじめ、周辺エリアへの出張見積りも無料で対応しております。和室に関するお悩みは、ぜひ私たちにお任せください。

 

 

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